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【YouTube記事】オプスデータ株式会社はどのような会社なのか?その事業内容と社会貢献活動についてお聞きしました

(この記事は、オプスデータ株式会社はどのような会社なのか?その事業内容と社会貢献活動についてお聞きしましたの解説記事です)

中野社長との対談シリーズの後編です!前半では中野社長がどのような人なのかについて聞きました。後半では中野社長がされているOPSDATAの事業について聞いていきます。前半の内容については以下の記事をご覧ください。


プライシングスプリント

OPSDATAはどんな会社?

まずはOPSDATAがどのような会社なのか、ビジョンや社名由来などについて教えてください。

OPSDATAは「搾取し合うのではなく、分け合う社会を創る」をビジョンとして掲げ、みんなが社会課題に取り組む世界を目指す会社です。

OPSDATAのOPSは、「オープンソース」と「オペレーションズ」の意味を持ちます。誰かが特許を取って牛耳るのではなく、公益性のために公開するエンジニアの文化「オープンソース」。これをリアルの社会課題にも適用できるのでは、と思い活動しています。誰かの「こうしてほしい」と「こうしてあげたい」をマッチングすることでより良い社会を創っていきたいと思っています。

会社のイメージとしては、IT業界のTESLAに近いです。


TESLAのミッションは「クリーンエネルギーのエコシステムを創る」です。このミッション実現のためにバッテリーの普及を行っており、バッテリー普及のために電気自動車を作っています。なので、電気自動車がメインとなっているわけではありません。私達の事業スタイルもこれに近いです。OPSDATAは、社会課題を自然と解決するビジネスモデルを作ることをミッションとして、このミッション実現のためのプロダクトサービスを作っている会社でありたいと思っています。

OPSDATAの事業

OPSDATAはどのような事業を行っているのか教えてください。

OPSDATAの事業は地方共創事業とAI事業の2つです。


前者については、わざとマネタイズをトントンぐらいにしかしていません。だからこそ本質的な社会課題と向き合えていると思っています。地方共創事業で社会課題に真っ向から勝負し、そこで得たデータを基にAI事業でマネタイズを図っています。

地方共創事業に農林水産省から研修として人が送り込まれたり、サステイナビリティをグローバルに取り組んでいることが評価されてGSEP(グローバル人材養成プログラム)へ登録していただいたりしています。

それぞれについて説明する前に、まずは日本の一次産業の現状について説明します。

日本の一次産業が抱える問題

日本の就農人口の65%以上は70歳以上で、一次産業従事者も5年で22%減少しています。

地方の農業経営体は、家族経営で地元販売をメインとしているところがほとんどです。都市部への人口流入や少子高齢化もあって、地方の人口は減少傾向にあります。地元の需要が減少傾向にあったり、製造コストは年々増しているのに地元販売が故に売価を上げられなかったりと、元々成り立っていたものが今は成り立たなくなってきています。新しい販売チャネルを増やしたり、ECを始めたりしないんですか?と提案しましたが、高齢者が多かったり、それに取り組める人がいなかったり、実現が難しいことがわかりました。

一次産業に対する国の取り組み

就農人口の減少に対する国の政策を調べたところ、国が耕作放棄の問題や新規就農の問題に取り組んでいることを知りました。

ですが、これらの政策は現状うまくいっていません。うまくいっていない原因としては主に2つあって、1つは新しい農家が増えることで、より地元農家の経営が苦しくなってしまうから。消費者である地元住民の数が減少しているのにライバルが増えてしまうと、より競争が激化してしまいます。もう1つは、何も知らない人に耕作地を貸すと他の問題が発生することが多いから。農業については同じ山の水を使う関係で、農薬の使い方など地域のルールが決まっているところが多いです。そのため、新しく来た人が耕作地を自由に使うことが難しくなっています。

OPSDATAの事業①~地方共創事業~

これらの現状を踏まえて、OPSDATAがどのようなサービスを提供しているのかについて教えてください。

WAKEAUは、地元を1箱に詰め込んだお楽しみBOXのサブスクリプションサービスです。

IターンやUターンといった、地元で仕事を新しくしたい人や定着したい人が集荷場的な立ち回りを担い、昔ながらの農家さんは作った野菜をその人に預けるだけで全国販売ができるビジネスになっています。これによって、新しく地方で就業したい人に雇用機会を提供できていることは勿論、昔ながらの農家さんの販売チャネルも増やせています。農家さんが参加しやすいように、地域の方の持ち出しは0で、デザインから段ボールまですべて私たちが提供しています。また、自分達で自走できるようアドバイザリ業務も含めてやっています。これもあり、ハブとなる人を中心として参加する農家さんを増やしやすくなっています。

サービスを行う上で工夫していることなどがあれば教えていただけますか?

BOXに生産者や地元を紹介するカードと、おすそ分け用の袋を入れています。気に入ってもらえた際に知り合いに紹介しやすくするためです。先ほどの話も併せて、供給側の農家さんもユーザーも、どちらも増やすための工夫をしています。

WAKEAUを通じて、物の消費を入口にして地元に足を運んでもらったり地元のことを知ってもらったりとコトの消費に繋げることをやっています。福岡県の糸島市からはじまり、現在は9つの地域で事業を展開していますが、営業は一切しておらず「親戚もやりたがっている」みたいに口コミでどんどん広がっていきました。

サブスクのチャーンやリテンション管理、持ち出しまで不要なんて夢のようなサービスですね!それは確かに口コミで広がっていきますよね。

OPSDATAの事業➁~AI事業~

地方共創事業の話ありがとうございました、もう1つの事業についてもお話お願いします。

地方共創事業で得たデータを活かした、AIのSaaS事業を行っています。こちらの事業がキャッシュ化のメインになっています。

次に、AI事業の紹介をします。インターネット上に落ちているデータはテキスト・画像・音声の3つで、この3つを得意分野にできれば世界で勝てると思っています。英語をはじめとした世界中の言語も日本語も、データとして扱う際は等しく数字に変換されます。言語が違っても、テキストであれ音声であれ数字として扱う際には同じ技術が必要になってくるので、そこに強くなれば国内だけでなく世界でも戦えると思っています。

この事業について、自社のAIのトランザクション技術が伸びたことでMicrosoft Corporation(本社:米国ワシントン州)が提供するスタートアップ支援プログラム「Microsoft for Startups」に採択していただきました。

中野社長の価格戦略

私がサブスクをやる上でのテーマが「価格を下げない」です。初めから高めの価格設定にし、価値の積み増しを約束した上でその価格に見合うサービスに育てていく方法を取っています。

価格を下げるのはめちゃめちゃ簡単ですが、上げるのはとても大変です。思い切って値上げの施策を取る会社さんもいますが、実行する勇気が無くてできない会社さんも多いと思います。僕は後者なので、「始めは高いけど、価格以上の価値を提供することを約束して一緒にサービスを育てていく」という方法を取っています。OPSDATAが提供するサービスは、どれもこの方法でやっています。

価格を上げることはとても勇気がいることですよね。

OPSDATAの組織

うちのチームのメンバーは本当に優秀で、東大の院卒も多いです。彼らは頭が良く、僕は体育会系で頭が悪い。このバランスがちょうどいいんですよ。

頭が悪いって、上場を経験されているCTOですからそんなことないですよ!

彼らの論文ベースのアプローチと真逆のアプローチを僕は取ります。彼らがいないと研究開発はできませんし、彼らが思いつかないアイデアを僕が提供できることもあります。この双方のアプローチによって、問題解決の突破口が見つかることもけっこうあります。

まとめ

今回は中野社長がやられているOPSDATAの事業について聞くことができました。魅力的なお話ありがとうございました。前編を見ていない方は、そちらも是非ご覧ください!

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